TAMA 50TH ANNIVERSARY EVENT

〜TAMAドラム50周年を記念したスペシャルイベント〜

1974年にブランドを立ち上げたTAMAが2024年、50周年を迎え、11月30日、12月1日の2日間でスペシャルイベントが開催されました。11月30日の開催日に行ってきました。 場所は東京渋谷の「渋谷ストリームホール」。入口のエスカレーターを上がってすぐの所に会場があります。

入口で受付を済ませると、すぐに大きなメッセージボードが出迎えてくれます。多くの方々がメッセージを書き込んでいらっしゃいました。

キングビート「8588」は19 76年式を展示。

４階はTAMAの歴史を辿るコーナー。黄色い迫力のドラムキットは「ラーズ・ウルリッヒ」40th限定モデル。

1974年。ここからTAMAの歴史が始まります。

1974年式のインペリアルスター。シェルはレインフォースメント付。

1976年スーパースター誕生。オール国産バーチ材は斬新だった。

1983年コルディア材を使用したアートスター誕生。極薄シェルはここから始まった。

1984年。発展期へ突入。独自の開発へ。

1994年。更に薄く、スタークラシック誕生。バーチシェルからメイプルへ。

今やTAMAの代名詞ブビンガ。 2006年式。

奥のミニステージでは、トークショーが行われていました。TAMAスタッフとゲストはドラマーの渡辺拓郎氏。50th記念で発売されたメタルスネア「8056」と名器ベルブラス「BB156」の開発秘話などについてのトークと、渡辺拓郎氏による50th限定SUPERSTARのデモ演奏などが披露されました。

2020年限定スターマホガニー。

こちらのコーナーでは、職人によるこだわりのドラムづくりやTAMA伝統の技術などが紹介されていました。映像による解説などもありました。数々の匠の技により、TAMAドラムは生み出されている事を再認識することが出来ました。TAMAのスタッフの方々から、いろいろとお話を伺うことも出来ました。ますますTAMA愛が深まっていきます。

エスカレータで５階に上がると、試奏コーナーが広がります。現行モデルの様々なドラムキットやペダルなどを自由に試すことが出来ます。また、50周年モデルのBB156をはじめ、8056やRW256、AW255など、限定モデルを含めた50周年記念のスネアをすべて試奏する事が出来ます。めちゃ混みという感じではなく、結構堪能できました。

そしてメインはミニLIVEです。17:45より整理番号順に６階のホールへ入場します。様々なアーティストのお祝いの映像のあと、庄村聡泰氏による司会で、まずはFUMIYA氏の激しい演奏。1曲目から11分の長く激しい曲で飛ばします。3曲披露のあと、むらたたむさんが白いドレスで登場。お馴染みのルパン三世のテーマほか3曲を演奏。トリは長谷川浩二氏。ゆったりしたバラードで26インチのバスドラを心臓の奥まで響かせます。早打ちや迫力のドラムソロは圧巻です。さすがベテラン。音圧と演奏力が違います。さいごは4人の和やかなトークで、楽しい長谷川氏の素顔が見れました。細かなサウンドの違いや匠の技、社員の方々の熱意など、TAMAの世界に存分に浸れる大満足のイベントでした!!

写真右：受付で頂いた袋の中身は「イベントのチラシ」「ファクトリー紹介パンフレット」「50thステッカー」。その他アンケート回答で50thチューニングキーまたはスティックのプレゼント。

写真左：左から「むらたたむ」「長谷川浩二」「FUMIYA」のセット

2024.12.7掲載