1/8Scale INORAN Jazzmaster #1LTD
結成25周年の一連企画の一つで、LUNASEAとfamima. comのコラボで製作販売された。「製作は株式会社ミッドレンジ」。これまでのノウハウを生かし1/8までサイズアップしクォリティを追求した。
本人使用の実機を忠実に再現。製作に於いて、このモデルで時間が掛かったのはネックだという。プラスチック感が出ない様、木目をどのように再現するか、完成までに3ヶ月掛かった。ヘッドのロゴも文字がつぶれないギリギリのラインで調整。よりリアルに見せるため1/100mm単位で調整。ボディ形状やバズストップもミニチュア用にデフォルメし、リアルさを追求。金属部のアノダイズドピックガードも見事に再現されている。Fender社とも打ち合わせ、試作品を製作。INORAN 氏には一発OKをもらったとのこと。
 後半では、限りなく忠実に再現されたフィギュアを、実物と比較!
写真上:箱を開けると、ギター本体と組立て式のギタースタンドが入っている。
写真左:本物と見間違えるほど精巧な作りで、よく見なければミニチュアとは思えない。さらにトレモロアームは可動する。
写真上:ネックプレートに刻まれるシリアルナンバー「R57066」が見えるだろうか。
写真上:肉眼では見づらい小さな文字も、拡大してみると限りなく忠実に再現されている。木目まで本人のと同じ。
写真左:25周年のスペシャルパッケージ
◆1/8Scale INORAN Jazzmaster #1LTD 実物と比較
写真上:サイズ比較はこんな感じ。実物のヘッドの中にすっぽりと収まってしまう。フィギュアのサイズは約13cm。
各比較写真は、右(1/1)が本物、左(1/8)がフィギュア。
写真上:製作ではネックが苦労したという。拡大写真で比較すると木目がわざとらしいが、1/8サイズで見ると違和感なく細かいところまで良く出来ている。
1/8
写真上:ネック裏。INORAN氏本人の実機フィギュアは、フェンダーカスタムショップビルダーのデニス・ガルスカ氏のサインも再現している。
1/1
写真上:ピックアップ取り付けネジなども再現。さすがに弦はナイロンを使用。でもリアル。

写真左:トレモロやバズストップも忠実に再現。ネジの位置など肉眼では分かりにくいが、拡大して実物と比較すると、その精巧な作りに驚かされる。
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'22.5.7掲載